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鎖骨攻め
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部屋を見渡すと、本当にエロさが滲み出てる物しか見当たらない。入り口から入るとすぐ大きなベッドがあって、ベッドの右側には赤いソファと、ソファの前にはテレビ。テレビの横には……なんか…卑猥な玩具が中に入れられたガラス張りで鍵付きの棚がある。それぞれの棚にはお金を入れるとこがあった。つまり中に入っている卑猥な玩具は売り物。
ベッドの左側には花瓶が一つ置けるほどの小さな机と、その上にアロマキャンドルの様な物が置かれている。その奥は一面ガラス張りの壁だ。
そして最悪な事に天井、ベッドの真上は鏡。
部屋の中にはもう一つ扉があった。あれだろ。開けると風呂とトイレがあんだろ。
ざっと、見渡した感じはこうだった。
状況は恐ろしい程よろしくない。
「…っ、ん……」
こんなとこ、せめてお互いがピリピリしてねえ時に来たかった。せめて……こいつが怒ってねぇ時に来たかった…。
「ひ…っ…ぅ…」
眼鏡のネクタイで両手首を縛られて、俺のネクタイでベッドヘッドに手首を縛り付けられてる。
俺の上に跨って、首筋を人差し指でなぞられ、眼鏡の舌が肌に触れる。
「手首っ…解け、よ…」
「解いたら暴れるだろ。」
「暴れねえ…っ…暴れねえから…」
暴れてやる。そのメガネへし折ってやる。
明らかにこの体勢、この状況はお前に好き勝手させてしまう。何されるかわかんねえ…それに天井……
「目、閉じるなよ。ちゃんと自分の格好見てろ。」
「……いやだ…っ……」
見れるわけねえだろ…っ…こんな格好…見れるわけねえだろっ
「そんなガチガチに緊張すんなよ。まだ始まったばっかだろが。」
眼鏡が服の中に手を入れて来た。
弄る様にして、指が服の中で動き回ってる。指はすぐに俺の乳首を見つけて、親指と人差し指できゅっ、と摘まれた。
「…う…っ…や、め」
乳首を引っ張られたり、親指で弾かれたりするとその度に体がピクン、と跳ねる。
けど、触り方はまだ優しい方だった。また噛み付かれるとか思ってたけど、眼鏡は首筋に吸い付いてきたりはしてるけど、歯を立てる様子は無くてどこか優しいその触れ方に、逆に恐怖を覚える。
「ひゃっ‼︎」
ドキドキ煩い心臓の音をなんとか沈めようと必死になってた時、鎖骨に舌を這わされ、唇で強く吸い上げられた。
腰が……腰がゾクゾクしてる…
「鎖骨。弱過ぎ。」
「ひ、ぁ…舐め、るな…っ…」
浮き出た鎖骨を舌で往復されて、また強く吸われる。
唇を離すたびに眼鏡の吐息が首元に掛かって、吐息が掛かった場所はどんどん熱を持ち始める。
「…ぅ…っ」
気持ち良い……冷たいこいつの舌と…吐息が混じって…吸われる度に腰が揺れる…
足先に力が入りシーツを掻くと、眼鏡は唇を離して俺の顔を掴んで来た。
「なぁ。俺以外の奴に触れられても何とも思わねえんだよな?」
目は閉じたままだ。けど見なくても分かる。
こいつの声は怒ってる。
「なら、なんで日野に触れられた時、気持ち良さそうな声出してたんだよ?」
「…っ…出してねえ…」
「はい嘘。出てました。」
「…っ‼︎」
なんだよ…っ…それで怒ってんのか?
あんなの……本当に気持ちよくて出たんじゃねえのにっ
「やっぱ調教しねえとな。ここ。俺しか感じられねえようにしねえと。お前、別の奴に弱い場所触られたらすぐ落ちそうだしな。」
鎖骨を指で撫でられた。怒った眼鏡の声が怖くて……けど、触られると気持ち良くて…手首は痛いのに、体が疼いてどうしようもなくて。
「は、ぁ…ぁあ…」
なんで鎖骨ばっかなんだ……もっと…もっと触って欲しいのに…
「物欲しそうな顔だな。ここが好きなんだろ?」
「っあ‼︎」
また…鎖骨……
ちゅる、ちゅる、と水音が聞こえてくる。
両乳首を弄られながら、舌で弱い場所をひたすら攻められた。
「ひ、あっ、あ、っん…んぅ…」
違う……そこばっかじゃなくて…下…触って欲しい……
「めがね…っ…した、下…っ…」
「まだ駄目。」
「んあっ…‼︎…な、なんで…っ…やだ…もう、そこはい、いから…」
おかしくなる。こんなの…なんで上ばっかで下は触ってくれないんだ…
我慢出来なくて、触ってほしくて自分のをこいつに擦り寄せてしまっている。それに眼鏡は気付いてるのに、全然触ってくれない。
「…っ…触れ、よ……」
恥ずかしい。
自分から求めて股間擦り付けるとかくそ恥ずかしい……足が勝手に動いて眼鏡の背中に絡み付いてる……
「ん、っ…」
もっと…触って欲しい、のに…
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