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精一杯のおねだり
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眼鏡が意地悪でドSなのは最初から分かってた。
こいつに優しさが微塵もない事も分かってた。
あ…いや…優しい時はあるけど…長続きしない。
数ヶ月間こいつとずっと一緒に居て学んだ事…それは…
こいつが優男眼鏡になった後には、必ず今日みたいな超ドS眼鏡へと変貌すると言うことだ。
「っ…ん…は、んっ…ンンっ」
「我慢すんなよ。イきたいなら出せよ。」
「ぅっ…くっ…」
ベッドの隣から、楽しそうに笑う眼鏡の声が聞こえてくる。
中でローターが振動を続けて、体に力を入れる度にゴリ、とローターが俺のいいとこを刺激してくる。
一回目射精した時、一度も前を触られて無かったのに達してしまった。ローターにイかされるなんて。
ローターをケツん中に突っ込まれてイくとか…ありえねえ……
「ん、んんっ…や、ぁっ…」
玩具はすっかり奥まで入り込んでまたいいところを刺激する。いいところ…って…もうこれは前立腺以外考えられない。ヴヴヴッと振動する音が体の中から耳に響いて来て、その音のせいで恥ずかしさが増す。
「眼鏡っ……も、嫌、だ…っ」
機械に与えられる快感から早く助けてほしいと眼鏡に救いを求めるが、眼鏡はソファーから動こうとしなくて、体をくねくねと揺らす俺を見てにやりと笑ってる。
「駄目だな新。玩具だけでもお前は気持ち良くなれちまうんだな。」
「っ‼︎んあっ…あ、ひゃ、ち、ちがっ…ああっ‼︎」
「ほら。またいいとこに当たった?そんな声出してさ。ローター突っ込んだのが俺じゃ無くても、お前はそうやっていやらしい顔するんだろうな。」
「ひ、ん…しない…っ…しないっ…からっ」
ブンブンと顔を横に振って全力で否定する。
二回目の絶頂が俺を襲ってくる。またイってしまう。眼鏡は自分のイキ顔を見てろって言った。
「…ふっ…ぅ」
薄らと目を開き天井に映る自分を見ると、カッと顔が熱くなる。
「無理だ…っ…見たく、ない…っはぁっ、も…助けて…眼鏡っ…めが、ね…っ」
すぐに目を閉じて眼鏡を呼ぶ。触られないまま二回もイクなんて冗談じゃない。
前も触ってほしくて、キスだってしてほしくて、あいつに全部触ってほしいのに、眼鏡は何もしてくれない。
それどころか、一人快楽に溺れ泣く俺を見て楽しそうな顔をしてる。
こいつは本物の変態ドSだ。
「…おね、がい…だから…っ…ズッ、これ、抜い、て…っ」
「駄目。」
「ゔっ、う…ぁ、…」
今回のこいつは優しさの欠片も無い。
駄目だと言われ、まだこの玩具から解放されないのかと思うと更に涙が出る。
「気持ちいいんだろ?抜いたら気持ち良くなれねえじゃん。」
「気持ち良くねえっ…苦しい…んっ、やだ…ぁ、も、やだ…っ」
一定した強烈な快感に必死で抗う。声が出るのもままならない程に息が上がって苦しい。
「素直じゃねえな。ちゃんと本当の事言えよ。」
「…は、はぁっ、あ、あっぁあ」
「気持ちいい。って言えよ。んで、ちゃんと俺を誘ってみな。そしたらお前が望むようにしてやる。」
「…っ…」
そんな事、死んでも言わねえ…って言い返す余裕はもう無かった。
もう出る……イく…でもこのままじゃ嫌だ…
「見る…から…っ…」
「何を?」
「うっ、ズッ…イく時…ちゃんと自分の顔…見てる…から…っ」
最悪だ…恥かし過ぎて死んじまいそうだ…でもこう言わないとこいつは満足してくれない。
「これっ…ン、気持ち…い、い……」
こう言わないといつまで経っても触ってくれない。
「気持ちいいんだ?」と、首を傾げて微笑んだ眼鏡に向かって、震える声で必死に呟く。
「でも…っ…」
「…?」
「…っ…お前と…一緒にイキたい…」
入れて欲しい。触って欲しい。
意地悪でも酷くされてもいいから、こんな放置プレイじゃなくてもっとちゃんと触って欲しい。
「挿れて…っ…成海ので…イきたい…」
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