アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好きだよ
-
いっちゃんがこんなに野獣化するなんて思ってなかった。しかも、ここ学校やし……
あの堅物で真面目ないっちゃんが自分から誘ってくるなんて……いや、襲ってくるなんて思いもせんかった。
「っ……く、……」
「……ん……」
はぁ、と吐息が溢れる。
今まさに俺のを口に咥えてぴちゃぴちゃといやらしい音を立てとるいっちゃんの頭をゆっくりと撫でた。
抱きたいなんて言われて、最初はどうしようかと悩んだけんど、「お願い……」なんて、切なそうな顔して言うてくるき、断れんかった。
「いっちゃん……」
「…………」
「無理……せんでかまんで……っあ‼︎」
いっちゃんは目線を俺に寄越して来た後、先っぽを舌でグチュ、と突いて来た。思わず変な声が出てしまう。
「無理なんてしてないよ……」
「っ……けんど……」
にやりと笑みを浮かべ、再び俺のを口に含んだ。
前に俺とした時は、めっちゃ嫌な顔しよったし……やきもしかしたらまだ俺とこういう事するのは抵抗があるがやないろうかと思ったけど……
「ひの……」
「んっ、ツ、……」
「気持ちいい?…」
嫌……じゃなさそう…やし
「は、…っ、き、気持ちえいで……」
それに、そう答えるとめっちゃ嬉しそうに笑う。
「はぁっ、は、いっちゃん…っ……」
じゅる、と吸い上げられて、また喉の奥までしゃぶられる。もう全身がゾクゾクして、息がだんだん上がってくる。
「やばいって…ちょ、……っ、いっちゃん口離してっ……」
やば…限界や……もうイキそう……
「いっちゃん離してって‼︎…っう、あっ…‼︎…」
ビクンと体が震えた。
射精欲が最高潮に達した時、いっちゃんは口を離すどころか更に奥まで俺のを咥えた。
「は……はっ……、…いっちゃん…?」
「……」
高揚する心臓の音が全身に走る。
いっちゃんへと視線を落とすと、ゴクン、と飲み込む音がした。
「ちょ‼︎の、飲んだ⁉︎」
「うん。」
「いかんて‼︎腹でも壊したらどうするが‼︎はよ口からぺっして‼︎‼︎」
「なに慌ててるの…別に平気だよ。」
俺の方を見て首を傾げる。
平気なわけあるか‼︎いっちゃんに何かあったらどうするがや‼︎と続けて言うと、いっちゃんはクスクスと笑い始めた。
「じゃあ、もし僕が体壊したら看病してよね。」
「あ、当たり前…や…」
「ふふ……」
何がそんなに嬉しいのか分からんけど、慌てる俺を見てずっと笑いよる。
いっちゃんの笑うとこ見るのは好きや。
しかも、こんなに自然に笑ういっちゃんは見た事ない。最近になってやっとやった。
付き合う事になって、やっといっちゃんの笑った顔を見る事が出来た。
「指、入れるね……」
「お、おう……」
ズブリと指が入ってくる。
懐かしい感じがしたけど、前した時よりももっと優しくて、耳元で「大丈夫?」なんて聞いて来られて、ゾクリとして腰が震えた。
「っ……い、……」
「痛い?……」
「はっ、ち、違う……」
「?」
いっちゃんの首に手を回し、下へと抱き寄せる。
ゆっくりとナカを擦られて、確かにちと痛い気もするけど、痛さなんてどうでも良くて……
「いっちゃん…………好き…っ……」
「‼︎」
耳元で囁くと、いっちゃんの体が少しだけビクっとした。
相変わらず耳弱いな。なんて思いながらそのままいっちゃんの耳に舌を入れる。
「日野…っ……」
「俺も……いっちゃんに気持ち良くなってほしい…」
ちゅる、と耳朶を吸い上げると同時に、指が二本に増えたのが分かった。
だんだんいっちゃんも息が上がってきて、頬に手が添えられ一度耳から口が離れた。
「いっちゃ……ン、……んぅ…」
じぃ、と見つめ合ったらすぐキスをする。
いっちゃんの口の中はめっちゃあったかくて、口を離す度に俺の事を呼ぶ。
「好き……」
「は、っ、ぁ……」
「僕も好きだよ……」
幸せそうな顔で、嬉しそうな声でそう告げられると
俺も嬉しくて、幸せで……胸の辺りが苦しくなった。
「………龍…」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
471 / 617