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下手くそ
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少しだけ残った缶コーヒーを置いて、眼鏡の制服の前ボタンを外した。
ベッドヘッドにもたれる眼鏡は余裕そうな顔をしたままニヤニヤと笑っている。
そのスカした面、今に出来なくしてやる。
「早くしろよ」
「うるさいっ」
くそっ……
眼鏡がいつも俺にしてくる事をそのままやればいいんだろ?そんなの簡単じゃねえかよ。
「……っ」
まずはえっと、こうだっけ?
眼鏡は絶対首にキスしてから、鎖骨を舌でなぞって、胸を舐めてくるよな?
こうやって片方を舌で、もう片方の乳首を指で弄びながら……
「……くすぐったい」
「っちょっと黙ってろ」
こんなに眼鏡の体に俺から触んのって初めてで緊張してしまう。
でもさすがのこいつも乳首攻めてやったら感じるだろっ
何ともないなんて人間じゃねえ。
「……ふ……っ」
「俺ってそんな感じなの?もっと気持ち良くしてやれてると思ったんだけど」
違う…っこいつは人間じゃない‼︎
なんで何ともならないんだ‼︎なんで勃たねえんだ眼鏡の乳首めくそが‼︎
俺なんてこいつにされたらすぐ……
「め、眼鏡‼︎てめぇ痩せ我慢してんじゃねえぞ‼︎」
「お前が下手くそなだけだろ」
「なんだと⁉︎」
くぅっ‼︎……こんちくしょうっ……
負けねえぞ……まだまだこれからだ。
「あまりにも下手くそ過ぎて眠くなってきた」
「寝たらぶん殴るからな」
「ええ〜……じゃあ早く俺の事気持ち良くしてくれよ」
挑発するかの様な目を向けられ、更に俺の中の闘争心が燃え上がる。
絶対、ぜっっったいに眼鏡をイカせてやる。
「胸はもういいよ。どうせ気持ち良くないし」
「いや諦めねえ」
「分かんない?誰もがここで感じるわけじゃねえんだよ」
「……?どういう事だよ」
首を傾げると、眼鏡はニヤリと笑った。
「お前が胸で感じるようになったのは俺が手間暇かけて開発してやったから」
「かいはつ?」
「そ。まぁ元からお前は素質あったし。んな時間はかからなかったけど」
さっきから何を言ってやがるんだこいつは……
性感帯の一部だろここは。それが何ともないお前は人間じゃないんだ。
理由はそれしかないだろ。
「手ェ止めるなよ。早く続き」
「お前が止めさせたんだろが」
とにかく、胸が駄目なら本体を直接攻めてやる。
ズボンのベルトを外して、眼鏡のを目の前にするとグっと喉の奥が鳴った。
相変わらずでけえな…まだ勃ってねぇのに…。
「…んむ…」
口に咥えて、舌を使い亀頭を舐める。
眼鏡のにおいが鼻の奥を刺激してなんだかクラクラする。
「はっ、ふ…む、ん」
繰り返していると、だんだんと眼鏡のが芯を持って熱くなる。
唾液なのかこいつの先走りなのか、分かんなくなるくらいにぬるぬるで、それでも必死で頭を上下し続けると、眼鏡の吐息が聞こえてきた。
「…んだよ……こっひは気持ちひーのかよ」
ほれ見ろ。俺が下手くそとかふざけんなよ。
ちゃんと感じてんじゃねえかよ。
「いや…なんかこの状況に興奮して」
「はあ?」
眼鏡のその言葉を聞くと咄嗟に口を離してしまった。
「だってさ、滅多にないだろ?お前が自分からこんな事してくれるのって」
「な……」
「それにさぁ」
「っ‼︎」
眼鏡が足で俺のを踏み付けてくる。
ずくんとした衝撃が一気に体に走った。
「お前も勃ってんじゃん…俺は何もしてねえのにこんなにしてさ」
「あ…っ、足やめろ……」
ぐりぐりと足先で扱われ、眼鏡の膝にしがみ付いてしまう。
……自分が勃ってるなんて全然気が付かなかった…
こいつは見えてねえはずなのになんで分かったんだよ。
「め…めがねっ」
「ああ。あとひとつお約束があったよな?」
「っ、?」
体が熱くなる中眼鏡を見ると、あの真っ黒い笑顔を見せながら、眼鏡は口を開いた。
「今は眼鏡じゃねえだろ?」
「っあう」
また、器用に足先で先端を撫でられる。
「ちゃんと名前で呼べよ」
低い声が頭に響いて、体が反応してしまう事に抗えない。
「指示してやるから、もう一回」
「ん……」
言う事なんて効きたくないのに、従ってしまう。
もう一度眼鏡のを口に咥えて、こいつが言った“指示”を待つ。
「まずは唇だけで…………そう……頭を引く時は少し力を入れて吸って」
言われた通りに、引く時は少しだけ力を入れて吸ってみる。
その度に音が立って恥ずかしくなる。
「舌先で裏筋をなぞって……っ…また奥まで咥えて」
「っんぐ」
「そのまま喉の奥でシゴいて」
「んん、んぅ、ん……ん、ん……」
苦しい……喉の奥に当たってて息がしずらい。
でも、さっきよりこいつのでかくなった。
「っ……は……」
顔だって、気持ち良さそう……
何度も上を見上げたり、時々俺の方へ視線を移してきたり。
なんだかいつもより色っぽい。
「ん、っは、む……ん」
やばい……移る。下半身痛え……
「んん、ん、んっ」
触ってほしい……とか……絶対気付かれたくないのに、気付いてほしい……とか……
「っ……‼︎」
「んん⁉︎」
しばらくの間、無我夢中でフェラを続けていると、急に眼鏡のが大きく脈を打ち、その瞬間口の中に熱い精液が吐き出される。
「ゲホッ、ゲホッ……お前っ出すなら言えよ‼︎」
「あー、ごめんつい」
ついじゃねえっ‼︎……ちょっとだけ飲んじまっただろがっ…
「……っ…」
くそ……一人だけ気持ち良くなりやがって……
俺まだ全然駄目なのに……っ
ってこいつ縛ったの俺だけどっ……
「もう終わり?」
「‼︎」
カチン、とその言葉が頭にくる。
「ん?なに?」
自分の制服の前ボタンも外して、跨ったまま胸を眼鏡の口元に押し付ける。
「俺のもしろ……」
別に、これはあれだ。今回は俺の方が立場的に有利なんだ。
だからやる事を決めるのは俺だ。
「ちょっとびっくり。自分からしてほしいなんて」
「してほしいんじゃなくて、しろ、だ‼︎」
「素直じゃねえの」
目を閉じて笑うこいつが憎たらしい。
「っ‼︎……ぁ」
「もっと胸突き出せよ…やりずらい」
「……う、うるさ……」
けど、眼鏡の舌が俺の体に触れる度に悦んでしまう。
後ろもずっとムズムズしてる。
「ちゃんと見とけよ…胸はこうやってするんだよ」
「あぁ…う、っん……あ」
早くこいつのを挿れてほしい。
そう思ってしまったら最後なんだ。
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