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全部自分で
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「んっ、ぁっ、はぁっ」
「体引くなって…」
「うぅ…」
左胸がジリジリとうずく。
何回も顔の角度を変えながら舌で乳首を舐められて、舐められてる場所から痺れるような快感が広がる。
「はぁ……あ……」
もっとしてほしくて、胸を突き出し眼鏡に押し付ける。
「ぁぅう……ん…」
けど、もう片方もしてほしい。
いつもは同時にされるのに、今日はこいつの手を縛ってしまっているから出来ない。
それのせいか、なんだか物足りない。
「めがね……っ…」
「………………」
「ひあっ‼︎」
ヂュっ、と大きな音を立てながら強く吸われ体が跳ねる。
「はぁっ…あ……ぁあ……」
力が抜けて、でも吸い付くこいつの唇が気持ち良くて……
終いには、眼鏡の後頭部を押さえて気持ち良いとこに誘導するかの様に頭を引き寄せてしまう。
「……っめがね……」
「………………」
「んんっ、くっ……う」
歯が当てがわれ、力が入ったのが分かる。
噛まれる……そう思ったのに、与えられたのは快楽。
「はぁ……っ、あ……」
甘噛みをしながら舌先で舐める。
そんな器用な事をされ、いつも俺はこいつにイカされる。
「……っ……」
でも、やっぱり足りない。
ずっと同じところばっかで他が寂しい。
「……う、…ぁ…」
見透かした目で俺を見上げる眼鏡。
絶対気付いてるはずなのに……こいつは応えてくれない。
だからこいつは意地が悪い。
「……成海、ぃ……」
「やっと呼んだ」
そう呼べば嬉しそうな顔をしてようやく俺の話を聞いてくれる。
ほんとはずっと呼んでたのに…くそ……
「なに?」
「……っ右も……」
くそ……恥かしい……恥かしいけど、してほしい。
右胸に手を添え、必死で訴えかけると、眼鏡はまたニヤリと笑う。
「じゃあそっちは自分でしろよ」
「っえ」
「俺はこっち」
「んっ‼︎」
そう言っただけで、眼鏡はそのまま左乳首をまた舐め始める。
俺が羞恥心と戦いながら言ってやった事に対し、「自分でしろ」だと…?
ふざけるな‼︎
「……自分で出来るよな?」
「…っ」
……と思ったけど、眼鏡の言う通り、どの道片方はそうせざるを得ない状態なのは確かだ。
恥かしいし、こんな事したくねえけど、幸いな事に眼鏡は今の光景は見えてない。
だから、ちょっとだけ、今だけなら……恥かしい事しても、大丈夫だよな?
「……ん…っ」
親指と人指し指で右側の乳首を抓ってみる。
どこをどうすれば気持ち良いのか、自分の体は自分がよく知ってるからなのか、案外自分でするのも、気持ちが良い……
「新…どんな風に自分の触ってんの?」
きた……眼鏡の聞きたがり癖。
「…言わねえ…っ…」
「言ってくれないとこのまま乳首思いっきり噛む」
「はあっ⁉︎」
しっかりと噛める準備をした眼鏡。
さっきの甘噛みとは違う。これは本気でやろうとしてるな。
「……わ、分かったよ言うから……歯…痛えよ……」
「うん。じゃあ噛まない」
……今日は俺の方が有利なはずなのに……
なんでこういつも眼鏡のペースに流されるのか。
「抓ってる?それとも撫でてんの?」
「……つ、抓ってる……」
「ははっ、やっぱ強くする方が好きなんだな」
「ち、違うっ…」
「……まぁでも、ごめんな。今日は両方可愛がってやれなくて」
「うっ、ああ……っ‼︎」
自分で乳首を抓ると同時に、眼鏡が思いっきりもう片方の乳首を吸い上げてくる。
ゾクゾクと体が震えて、危うくそれだけでイってしまいそうになった。
「……なるみ……、ぁ…」
「ん?」
甘い声を出すこいつにドキドキしてしまう。
その声が聞けると思ったから、呼んでみただけだなんて絶対言えない。
「はぁ…ぅ…やぁ…あ……」
「すげぇ腫れてきた…吸い過ぎた?」
「や、もっと……」
「はいはい」
手……解いてやろうかな……
だってもう限界……自分でやんのも良いけど、でもやっぱ足りない。
「何してんの?」
前屈みになって、手首を縛ってたネクタイに手を伸ばす。
「…っあれ?」
けど、ガチガチに縛ってるから上手く解けない。
「新」
「うっ‼︎」
首元に眼鏡の息がかかる。
「いいよこのままで」
「…ち、ちが」
良くない。全然良くない。
だってこのままじゃ、出来ない……俺がしてもらえない。
分かったよ、もう眼鏡が泣かないのなんて分かったし、もうそんな事どうでもいいから、早く触ってほしい。
限界なんだ。
「全部自分で出来るよな?やり方は分かるだろ?」
「…う」
こっちが泣きそうだ。
お前はなんでそんなに余裕なんだよ……
「慣らさないで大丈夫?」
「…いいっ」
ヤケクソだ。慣らす時間がじれったい。
そんなの要らない。
「……っく…」
ズボンを脱いで、下着を脱いで、眼鏡の上に跨ってこいつのを後ろに当てる。
ゆっくりと体を落としてみたけど、慣らしてないからやっぱり痛くて動きを止めてしまう。
「やっぱいきなりは無理だって」
「大丈夫だって言ってんだろっ」
「…あ、そう?じゃあ……」
「ひっ‼︎」
ずぶり、なんて音じゃ表せれない。
何かの膜を破るような音が聞こえたかと思えば、太くて固いものが下から突き上げられ、一気に俺の中に入ってきた。
それと同時に……
「……?……あれ、もしかして今のでイった?」
「〜〜っ」
眼鏡の顔に飛ばしちまった……
やばい……挿れただけでイクとか……
「…まじかよ……見たかった」
口元に飛んだ俺の精液をぺろりと舐めながら眼鏡は心底残念そうな顔をする。
もう本当にお前が今見えてなくて良かったよ。と思わず顔を手で覆ってしまう。
「も……死にて……」
眼鏡を辱めてやるつもりだったのに…俺ばっか恥かいてるじゃねえか……
「可愛いじゃん。あとおめでとうだな。初ところてん」
「やっぱお前が死ねっ」
顔がカァーッと熱くなる。
一発腹いせに眼鏡の頭をシバいてやった。
「お前なぁ、頭はやめろよ」
「うるさい‼︎傷口開いて今すぐ死ね‼︎」
「ひどい。ひどいから今日は動いてやんない」
「…っ……そ、それは…」
待てよ…こんな状態でどうしろと?
生殺しじゃねえかよ…っ
「それにどっちにしろこの体勢じゃ上手く出来ないから。今日はお前が頑張ってくれよ」
「…な……」
なんでこいつを縛った俺⁉︎
いつも以上に調子に乗ってるぞこいつ……
「俺を抱くんだろ?」
「…………」
「なら、抱かれてる気にさせてよ」
「ゔぅ……」
眼鏡なんて、こんなくそ意地悪で変態でくそ鬼畜眼鏡なんて
「こんな俺が……好きなんだろ?お前は」
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