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ならばいっそ
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予定よりも早く、
終日外部訪問の任務を終えると、
僕はまた学校に足を運んだ。
まだ片付けてない書類もあるし
全てを成海に任せる訳にはいかない。
少しの空いた時間さえも
僕は全てを学校貢献の為に尽くした。
それに最近の成海は前よりも
作業に遅れが出ている気がする。
今朝の1年君の影響かな?
そんな事を考えながら
生徒会室の前にきた。
「鍵が開いてる・・・」
もちろん、成海が居るのだと思い、
扉を開けたが、中には誰も居なかった。
居ないのか。
部屋を見渡した時、
何やら物音が聞こえた事に気付く。
「?」
そのまま、音のする方へ
近付いて見ると
「ッか・・・いちょう」
「渋谷君?」
会長机の下に、両手を縛られ、
ものを露わにし、体を震わせる
淫らなあの1年君の姿があった。
見た時は流石に驚いた。
でも、すぐに成海の仕業だと気付く。
成海のネクタイ・・・
「見・・・ないでッ・・下さいッ・・・」
ふるふると、体を震わせて
1年君は小さく呟いた。
今にも泣き出しそうな声で
必死に僕に言ってくる
状況把握がまだ出来ないけど
見るからに辛そうなのはわかった。
腫れ上がる彼のそれを
ネクタイで締められていて
出すにも出せないだろう。
僕も男だからそこんとこは分かる。
「?かいちょッ・・・何をッ」
震える彼の頬にそっと触れる
首元にキスマーク・・・
独占欲と執着心の現れ
「大丈夫だから」
手を解いてあげるべきだけど、
僕の前でするのは恥だろうし。
そう思い、
彼の腫れ上がるそれに優しく触れると、
声を荒げ、彼は絶頂に達した。
早いな・・・
それほど限界だったのか
抜いたのに、彼はまだ体をくねらせている。
他にも何かされている事に気付き
やがて、彼の中に入っていた物を取り出すと
ようやくこの1年君は、はっと
体の力を抜いた。
成海が、ここまでするとは
思っていなかった。
「すみません」
手を離すと、1年君は小さく謝った。
今朝の成海が呟いた言葉は
本当はどんな意味を示すのだろう
あの他人に無関心だった成海が
ここまでするなんて
「渋谷君」
「・・・はい」
1度執着心を覚えたら
きっとそれは中々切り離せない
感情を生んでしまうだろうね。
でも、駄目だよ成海。
僕は君が間違った道に落ちる前に
僕が、教えてあげるよ。
「僕と付き合おうか」
だから、君はもう
成海と一緒に居ない方がいい。
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