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act.4-5
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「なんでもねーよ!!!」
「何で言わないんだよ!!気になるだろ!」
「………………。
……間違ってても、…笑うなよ。」
「?」
「羽純って、普段全然俺に相談とかしてくんねーから………、これはあくまで俺の予想だけど……。
お前、ずーっと元気なかっただろ!俺がどうした?って聞いても、答えないし……。だから俺も、今は言いたくねーのかなって深くは聞かなかったよ。
でもお前、今度は俺に心配かけないように気を遣いはじめるし、作り笑いとかするようになって、それがすげー嫌で。はやくいつもの元気な羽純に戻ってほしくて、俺なりになんで落ち込んでるんだろうって考えたんだよ。
そんで、元気なくなったの春休みくらいからだったし、だいぶ前の論文発表会の時、羽純が会場で4年生のこと探してたの思い出して、もしかしてお前本当にその4年生のこと好きで、卒業しちゃったから落ち込んでるんじゃないかって。他にもいろいろ考えたけど、これしか思い付かなくて……。
だから、もし俺の予想があってたんなら、新しい恋でもしたら忘れられるんじゃないかって思って………。」
………秀、俺のこといろいろ考えてくれてたんだ。
「新しい恋とか、合コンとか勝手なことしないでよね。
でも、ありがと。秀。」
「おう…、すまん(笑)」
「はーーーーーーーーー。
俺も、喋りたい気分になった!
だから相談のってくれる?」
「もちろん!!!」
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