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act.6
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「先輩!おはようございます!」
「あぁ、おはよう。」
「明日からスイスですよね。寒いですから風邪引かないように気を付けてくださいね!」
「ありがとう、羽純。」
ポンポン
頭ポンポンされた////
「………。」
ん?なんか見つめられてる?
「…先輩?どうしたんですか?」
「いや、羽純と1週間も離れたくないなと思って。」
「せっ!/////」
「可愛いな羽純は。こっちおいで。」
「えっ…」
腕を引かれ連れて来られたのは、会社のエレベーター横にある自販機ルーム。
一番奥の少し広くなったスペースに、俺は追いやられてしまった。
「ほら、ここなら誰もいない。少し上を向いて。」
「なん…で?」
そう尋ねると、先輩は俺の唇を見つめながら、唇をそっと指でなぞる。
なんか……エロい…。
「まだ、分かんない?」
そう言って見つめてくる先輩の表情は、なんとも挑発的で卑猥だ。
「…わか……んな」
「キスしたいからだよ。」
俺の唇をなぞっていた指先が、今度は頬に、そして首筋へ……。
「……ん。」
思わず声を出してしまった。
赤くなる俺に、先輩はニヤリとすると、俺の頭の横にあった腕を曲げた。
ドンッと背中が壁に当たる。
先輩が肘を壁につけたことにより、更に近くなってしまった。
近いっ……。
チュッと頬に先輩の唇が触れた。
「えっ……。」
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