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act.7-2
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どうして、先輩がここに?
もしかしてこれも夢?
今朝の続き?
ついに俺は会いたすぎて、夢と現実の見分けもつかなくなってしまったのかな。
「……久しぶり。元気だったか?」
混乱状態の俺に先輩は笑顔を向けてくれる。
「………本物…?」
「本物。」
うそ…。
本当に?
「その様子だと、元気そうだな。」
クスッと笑った先輩は俺の頭をポンポンしてくれた。
約4年前の論文発表会のときと同じように…。
本物だ…。
「なに玉城、知り合い?」
……たましろ?
「あ、はい。大学のときの後輩です。」
「ふーん。ほんじゃー久々の感動の再会っぽいし、もうすぐ12時だし、昼飯一緒に食えば?」
「え、いいんですか?」
「おう。俺は先に向こう帰って同期のやつとでもたべるから。」
「ありがとうございます。」
「13時には帰ってこいよ。じゃーな。」
「分かりました。」
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