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act.8-2
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「ごめんね、秀。久しぶりだったのに酔っぱらって。」
「いいよ。」
「ご迷惑おかけしました。」
「その様子だと、もう酔いさめたみたいだな。」
「うん。ありがとう。」
「で?良いことあったんだろ?さっきは滑舌悪すぎて分かんなかったからさ。」
「俺、ずっと好きな人いたじゃん?」
「あぁ、大学の先輩だったよな。でももう何年も会ってないんだろ?」
「うん。そうなんだけど、今日たまたま再会して……。」
「え、まじ?良かったじゃねえか!」
「へへ、ありがと。」
「どこで会ったんだよ。」
「会社。俺と先輩同じ会社だったんだ。それで新橋支店で働いてる先輩がたまたま本社に来て再会したって感じ。」
「スゲーな、なんか!喋ったのか?」
「うん。最初は先輩が俺のこと覚えてるか不安だったけど、覚えててくれたし、お昼も一緒に食べて、連絡先も交換しちゃった。」
「お前、それ……。脈あるんじゃねーの?」
「え!」
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