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act.Ⅱ-6 お前は知らないだろうけど
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あのあと、ゴリラも加わって12個あったハードルも5分ほどで片付けることができた。
「あの、本当にありがとうございました!」
「いや、大したことしてねーから。」
心臓がうるさくて、間崎を直視することができない。
「先生も、ありがとうございました。」
「お前は断ることを覚えなくちゃな。俺からもあいつらに言っておいてやるが、お前からもちゃんと言うんだぞ。」
「…はい。」
「分かったんならはやく飯食いに行けよ!」
「はい!」
間崎は俺にもう一度笑顔でお辞儀をして、去っていった。
その最後の笑顔が、今でも忘れられない……。
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