アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ズルイ
-
「ぁ、の…へい、か?」
「呼んで?…嫌?」
何このお方、いきなりあざとくなったんですが。
「…ジョナス」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「えっ、ちょっ!?陛下!?」
何か悶えてしゃがみ込んでしまった…
「…もうそうやって呼んで…」
「…?陛下、ですか?」
「ちがくて、ジョナスって」
両手で顔覆ったままこっち見ないんですけど…この主人、幾らするかなんて俺には到底想像もつかないような金額の服着てる筈なのに良いのか、こんな野外の馬車が通るような土の上にしゃがみ込んでて。
「………………ジョナス様、取り敢えずお部屋に戻られては?」
「あー…うん、戻る」
何故かとてもぎこちない主人はこれまたぎこちない笑みを浮かべて立ち上がった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 47