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こんなに食べられません…
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「……む、り……です…朝からこんなに無理です…入りません…無理です…」
「こんなにって…これ、普通の人と変わらない食事量だよ?
アイヴァンは細いからちょっと無理して胃を大きくしないと。
だからもうちょっと頑張って?」
「う、ううぅ…」
昨日の夜はそこまで量が多くなく、なんとか全て食べきる事が出来たのだが…
闇市で与えられていた食事なんてタカが知れているから、運ばれてきた食事はまだ5分の4くらい残っていた。
「うう〜ん…じゃあ、このサラダだけでも完食しよう?多分この中で一番さっぱりしてるでしょ?残りも少ないしさ」
「はぃ…」
どの皿も底が見えていない。
普段どれだけあの場所で食べていなかったのか思い知らされた気分だ。
「…食べ…終わりました…」
「ん!頑張ったねぇ」
「…頭撫でないでください…私は幼子ではありません…」
その手が心地よかったのは、内緒。
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