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回想1
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「晶と秋人が出会ってから1年後の冬に、旦那様が交通事故で他界され、そこから全てが狂いはじめた……今から11年前のことだ」
秋人の父の母「祖母」の対応は早かった。用済みと言わんばかりに秋人の母を国外へと追い出したのだ。
秋人の母は売女の出だった。
たまたま街で出会った2人は恋に落ち、周囲の反対を無視して秋人を産んだのだ。
産まれたのはこの世のものとは思えない程に美しく白い子だった。祖母の目にはどう映っていたのだろう。最愛の息子を誑かした女の子供。
「あの子の顔を見たくない。あの女のせいで息子の人生が狂ってしまった!!」
秋人は自室に監禁され、親しくしていた執事の晶とも離された。
そして夜になると下の地下室へと秋人は連れていかれるようになった。
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