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成人で高校生?
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今の状態の秋人が学校に行くのは相当大変だろう。自分で歩くのもやっとだろうし……
「そうですねぇ……早くて一ヶ月後くらいかと。私が側でサポートできたらまだ安心なんですけど、さすがに出来ませんしね」
俺は今年で20になる。さすがに高校までは着いて行けないだろう。
そう思っていたのに……
「…はあ?なに言ってんだよ。おまえも行くに決まってんだろ?」
「っええ!?わ、私も高校に……ですか?」
「そう!そのための執事でSPみたいなもんなんだし!!しっかり守れよ」
まじか……
あーそのために呼んだってのもあるのか。でも幼さでいえば英二さんのほうが……
「返事は?」
「……お受けします」
「よろしい!……てことでおまえが側にいることを想定したらいつぐらいだ?」
「じゃあ明日からでも良いですよ」
そうあっさり言うと、英二さんが一瞬固まり盛大に笑った。
「ぶはっ!ちょ、おまえ自信ありすぎ〜!!まあお前らしいけど」
「……なんですか」
「はは、ごめんごめん!!……んじゃ、制服とその他もろもろ揃えとくから明日頑張れよ。あとお前のことも学校側に言ってあるから安心しな」
「はぁ……わかりました」
そう言い終わると、ヒラヒラ手を振りながら出て行ってしまった。
……明日、秋人と学校か…
少しだけ楽しみにしている自分がいて飽きれてしまうけれど、気にしないで目を伏せた。
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