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一日目終了!
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車で15分後
「お帰りなさいませ、秋人様」
「お帰りなさいませ」
無事家に着いて、秋人と共に門をくぐる。
中には何人もの使用人が働いており、次々と挨拶をしてくる。
その間を通りぬけ、秋人の部屋へと向かうと、部屋の前に英二さんが立っていた。
「おつかれさん。どーだった2年ぶりの学校は〜…にしし♪」
この人は…完全に面白がってるな
「ええまぁ、普通にいい所でしたよ」
「なんだよーその普通の返答はー…」
英二さんはおれの返しに拗ねたように口を尖らせてぶーぶー言ってたけど、しばらくするとスッと執事モードに入り秋人へと視線を移した。
「秋人は学校楽しかったかー?」
頬をゆるめ、優しく問いかける
「うん!みんな…ぼく、のとも…だち!!」
そう秋人が言うと、すこしの間をあけて英二さんは口を開いた。
……すごく苦しそうに
「……そっか、そりゃよかったな〜!秋人は友達いっぱいだな!!」
「へへへ〜えーごも…ほ…められた!」
「えーご…?」
「うん。もじがね、ふにゃふにゃって…なっててぼく、えーごの…ほーがすき!」
秋人が一生懸命今日あった嬉しいことを英二さんに伝えようとしている…
その様子がすごく可愛くて胸がしめつけられる。
「ああ、英語ね。秋人いっぱいご本読んだもんなぁ。褒めてもらえてよかったな♪」
英二さんはやっと理解したみたいで秋人の髪をわしゃわしゃ撫で、俺へと視線をもどした。
「あー晶、あとで俺の所へ来い。いいな?」
「はい、わかりました」
ゆっくり頷くと、英二さんはニッと笑って戻って行った。
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