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「……いらん!」
「えっ?」
「いらんと言ってるんだ!誰が焼鳥なんか……!」
「本当にいらないんですか?美味しいのに。あっ、もしかして葛城先輩は焼鳥とか嫌いな人ですか?」
「っ……!」
「おっ、お前には関係ないだろ……!?」
俺は強気な態度で焼鳥を拒んだ。だが、阿川は焼鳥を片手に持つとそれを目の前にチラつかせてきた。
「大人で焼鳥が嫌いな人なんか、いるんですか? こんなに美味しいのに~~、葛城さんってちょっと変わってますね?」
「ホラ、ビールと一緒に飲んで食べると旨いですよ?」
阿川はそう言って焼鳥を俺の前で旨そうに食べた。その見せ方に余計、苛立ちが募った。
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