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クソッ……!
そんなことお前に言われなくても、わかってるんだよ……!
焼鳥とビールが神の方程式ってことぐらいなっ!!クソッ……!旨そうに食べやがって……!そのビールを一口くらい飲ませろ……!
俺は阿川が旨そうに食べてる様子を見ていると、次第に強いストレスを感じてきた。だが、奴はモクモクと焼鳥を食べていた。 今日は遅くまで残業したから、まだ食事はしてなかった。そんなことで腹の虫がグーグー鳴ってきた。
「あれ、今お腹の虫がなりませんでしたか?もしかして葛城先輩、まだ夜ご飯食べてないんですか?」
「っ…うるさい……!お前には関係ない……!」
「でも、お腹空くと気分悪くなりませんか?よかったら食べて下さい。焼鳥が嫌いでも、少しは空腹が紛れると思いますので――」
阿川はそう言うと、焼鳥が入ったパックをベンチの上に置いた。 俺はついカッとなると、それを片手で払い除けた。
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