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泣き伏せる葛城に阿川は優しく声をかけると、肩に手を置いた。
「だめですよ葛城さん、俺みたいな後輩に頭を下げちゃ……!」
「葛城さんは俺よりも先輩で、俺の目標だった人なんですから、カッコいい葛城さんでいて下さい……!」
「っ……阿川……!」
「課長や周りが先輩のことを悪く言うなら、2人であいつらを見返してやりましょうよ……!」
「俺、今度はもっと要領が良い男になって葛城さんを全力でサポートします!きっと葛城さん良い気分じゃないですけど、貴方を支えたいんです……!」
「阿川っ……!おっ、俺はお前を……!」
「もう良いんです葛城さん。俺に全部話してくれて、有難うございましたっ……!」
「ッ……!」
葛城は阿川の前で惨めにも泣くと、そこで肩を震わせながら泣いた。そんな彼を阿川は抱き締めた。
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