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俺は仕事だけは、人よりも早く出きる方だった。
だから自分の仕事を早く済ませると、彼の仕事を テキパキと片付けた。
夜の9時頃、暗がりで一人で残業していた。
誰もいない部署は静かだった。
朝は電話の音とか、雑音とか、人が喋っている声とか、朝は朝で騒がしい。だけど夜は誰もいないから静かだった。それに仕事もはかどる。俺は暗がりの中でパソコンを打って報告書を作成した。
そして一息入れようと思い。自分の席を立つと、時計は10時を過ぎていた。
オフィスに置いてあるコーヒーマシンの前で、一息ついた。温かいコーヒーを飲みながら、不意に彼の顔が頭の中に過った。
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