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②佐和田政宗
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キーンコーン...
カーンコーン...
あ、チャイム.....
もうちょっと先輩といたいのに。
ここで終わりか。
物足りない。
あ、そうだ。
「先輩は、もう俺のモノですよね?」
「は?」と先輩は俺を見上げる。
俺は、きちっとしめられた先輩のネクタイを
緩め、先輩の鎖骨を露わにする。
「お、おい!」
そのまま、口付けるとチュゥと吸う。
「...っ」
唇を離すと鎖骨の上辺りに赤い花が咲いた。
「あ、あんた、何して....」
「何って、先輩は俺のですって言う意味でキスマーク付けました」
「はぁ?!」
殴られそうになったので
俺は、先輩から離れた。
チャイム鳴ったしもう教室に戻るかな。
「じゃ、先輩。チャイム鳴ったんで俺、教室に戻りますね」
「は?!」
「じゃ、また会いに行きまーす!」
俺は、そのまま
先輩を、置いて歩きだした。
後ろからは、
「二度とくんなー」とか「あんたなんか大ッ嫌いだー」などと
叫ぶ先輩がいた。
子供か。
ま、そこも先輩の可愛いところかな。
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