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①宮野弘樹
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「......」
俺も教室に戻るか。
教室に戻る足取り重たい。
嫌な1日だ。
今日は、午前中には学校が終わる。
早く帰りたい。。
とにかく、あいつには
会わないようにしないと。
教室に着き
ガラガラと扉を開ける。
すると、沈黙の教室に扉の開ける音が響き
皆の注目の的となる。
な、なんだよ。
そして、沈黙を破るのは担任だった。
「お、宮野。1年の佐和田に話は聞いた、早く座れよ〜」
は?何聞いたんだよ?!
で、あいつは何言ったんだよ?!
「....はい」
俺は、自分の席に座り
頬杖をついた。
「弘樹、大丈夫?」
コソコソと話しかけてきたのは、小野寺だった。
「は?何が...」
「え、だって、佐和田くんが〝先輩は、腹痛でトイレに行ってるので遅れます〟って」
んな、分けあるか!
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