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①宮野弘樹
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え、何?!
カメラのシャッター音が聞こえた方を見ると
「弥生....」
シャッター音を鳴らしたのは、
弥生だった。
「無音カメラにするの忘れてた」
そーいう事じゃねーよ!
俺は、佐和田に
"この、バカが!!"とデコピンをかましてやり
佐和田から離れ弥生に近づく。
よりによって
弥生に見られるとは。
「弥生、消せ」
「嫌ーだよ?」すると俺に耳打ちをして
「わたしの大好物なモノをありがとう」
そう、
妹は、れっきとした
重度の"腐女子"である。
「いいから、消せって」
「だーかーらー嫌だって。
その代わり、お兄ちゃんの大好きないちごパフェ奢ってあげるから」
い、いちごパフェ.....
いやいや!
食べ物には....釣ら.....れ..........................................てしまった。
「..お兄ちゃん、ほんとチョロすぎ」
ん?
「何か、言ったか?」
「言ってません、言ってませんよ~」
"では、いちごパフェ食べに行きますか!"
と、弥生は俺の腕をとり
"てな訳で、佐和田くん!
お兄ちゃん預かるね!また、明日?☆"
そういうと俺を引っ張り、学校を出る。
「おい、預かるってなんだよ?!」
「え?あーお兄ちゃんも佐和田くんもまだ
2人一緒に居たそうだったし
お兄ちゃんに聞きたいことあるし?」
「あんな奴と一緒に居たくねーよ。
それに、聞きたいことってなんだよ!」
俺を怪しく目を細めて見つめる
あー、えっと.....弥生の目が怖い。
.
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