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季節外れの転校生3
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「あのー瀧先輩…」
「はい、なんでしょう?」(ニコリ)
「俺、ここから一人で大丈夫です
案内ありがとうございました」
「いえ、あなたを案内するよう頼まれてますので、あなたは私についてきて下さい」(ニコリ)
うん、そうくるよね〜
「なら、その作り笑顔やめてもらえませんか?
俺、作り笑顔の人とは一分一秒も一緒に居たくないんです」
さて、先輩はどっちを選ぶ
作り笑顔をやめる?案内をやめる?
「⁈」
おぉ‼︎初めて笑顔から表情が変わった‼︎
ちょっと感動 笑
「何故、私が作っていると分かったんですか⁇」
あっ真剣な顔になった
「うーん、何故って言われてもですね
癖⁇みたいなものですかね」
「癖?」
「はい、よくそういう人達と接して来たから分かるみたいな
まぁ普通の人は気づいてないと思いますよ」
「でも私が真顔でいたら怖いでしょう?」
「⁇
笑いたくもないのに笑ってるほうが怖くないですか?」
「フフフフ、アハハハハ
確かに‼︎
あなたのいう通りですね」
副会長は急に笑い出したと思ったら今度はとびっきりの笑顔で笑ったその笑顔がキレイだったので
「瀧先輩はそっちの笑顔のほうがいいですね」と言ったら何故か先輩は顔を真っ赤に染めた
「千鶴と呼んで下さい」
「いいんですか?」
「はい、あなたに呼んで欲しいんです」
「じゃあ俺のことも蓮って呼び捨てで呼んで下さい
では千鶴先輩、引き続き案内お願いします」
こうして俺たちは学校に入っていった
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