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生徒会補佐の仕事1
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翌日、学校に行くと何故か上履きの中に画びょうが入っていた
幸い履く前に気付いたので問題なかったが
……古典的だな
生徒会室に行く前に職員室に寄って行った
コンコン
「失礼します
嵐先生、遅れてすいませんでした」
「おう蓮、おはよう
お前首席で生徒会補佐やるんだってな」
「ええ、まぁ」
「じゃあ、お前親衛隊に気をつけろよ」
「新変態?」
「馬鹿、違うよ
親衛隊…つまり簡単に言うと生徒会ファンクラブのことだ」
「あぁ!なるほど、気をつけます」
「……本当に分かってんのか?」
うーんなんで気をつけなきゃいけないかは、分からなけど、気をつければいいんだろ?
「大丈夫です、ありがとうございます」
・・・親衛隊か
さっきの画びょうと何か関係あるのか?
まぁ大抵のことはならなんとかなるだろう
昨日みたいに遅いと言われないよう、5分前に着くようにし、扉を開けた
5分前だから誰もいないと思っていたが、そこにはソファの上で眠る会長がいた
仮眠室があるんだからそっちで寝ろよ
そろそろ7時になるので、疲れているところ申し訳ないが起きてもらうことにした
「会長…会長…会長」
「うっゔーん?」
「会長もう7時ですよ」
「……蓮…おはよう」
「おはようございます会長
どうしてこんな所で寝てるんですか?
仮眠室あるんですから使ったほうがいいですよ」
「少し早く来たから、待ってたら寝てた」
少し早くってどれぐらいだ?
起こす時に肩を触ったが
少なくとも、少し早くどころじゃないほど冷えてたぞ
「そうですか、でもまだ朝は寒いので、こんな所で寝ないほうがいいですよ」
「ああ、そうする」
・・・ガチャ
「おはようございます、お二人とも早いですね」
「「おはよう〜!」」
「……お…はよ…う」
四人とも来る時間が一緒だったらしく、四人立て続けに入って来た
「おはようございます」
「あぁ、全員揃ったな
連絡を先に一つしておく、今日全校集会を開く
瀧、司会進行を頼む」
「分かりました」
「「あっくん、なんで集会開くの〜?」」
「蓮が生徒会補佐になったことを全校に知らせるためだ」
いや、いいよそんなこと知らせなくて
「俺なんかしなきゃいけませんか?」
「俺が名前を呼ぶから、頭下げればいい」
あっそれだけでいいんだ
「蓮、お前には昨日は雑用だと言ったが、お前の仕事は具体的に3つある
1つ目書類整理
2つ目書類を風紀委員会室や職員室、部活などに配ったり、必要な印鑑をもらってきたりする
3つ目資料をそろえる。これがお前の仕事だ」
「「はい、はーい!お茶もいれてほしいな〜」」
「だ、そうだ」
「分かりました」
意外と簡単かもしれない
これならなんとかなるかも
「お前の最初の仕事は、この書類を風紀委員室に持って行くことだ
ついでに風紀委員会の奴らに挨拶してこい」
「分かりました、いってきます」
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