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制裁3
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コンコン
「失礼します」
「はい、どうし………どうしたんですか‼︎」
そんな驚かなくても
「いや、ちょっと転んじゃって」
「転んでなる傷じゃないでしょ!
傷見るからこっち座って!」
「いえ、絆創膏貰えればなんとかなりますから」
「いいから座りなさい‼︎」
大袈裟だなー斎藤先生
「傷は深くはないみたいですね
でも広く傷ついてますね
ガーゼで止血して包帯巻いておくので、傷が治るまで毎日保健室に来てください」
「えっいいですよ
包帯ぐらい自分で巻けますし、俺忙しんで来てる暇ないし」
「………分かりました
包帯渡しておくので、毎日変えて下さいね
いいですか絶対ですよ!」
えっなんで俺こんなに信用ないの?
「分かってますって、ではありがとうございました」
・・・・・生徒会室に帰ると流石に会長にバレてしまった
袖を下ろして包帯を隠してはいるかが、手の甲から怪我したためバレないはずがないんだが…
それでもあえて触れて欲しくなかった
「おい、蓮その包帯どうした?」
「なんでもないですよ
ちょっと転んだ先に尖った石があって傷つけたのを、斎藤先生が大袈裟に包帯なんか巻いちゃったんですよ」
「………本当か?」
だから俺ってなんでそんなに信用ないの⁈
「本当ですから、気にしないで下さい」
会長はあまり納得してないようだか、仕事の話をすると考えるのを止めたようだった
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