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学園祭準備3
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学園祭の準備が始まった
そして少し経った頃日本の会社の1つが忙しくなり、電話をすることが多くなった
生徒会室で授業中も仕事するようになったから、先生に注意される事はないけど…
会長の機嫌がすこぶる悪い
当たり前だよねー
俺でもちょっと想像以上だもんなー
うーん、かと言ってどうする事も出来ないし…
「…ああ、じゃあその件はそれで頼む」
「分かりました、また連絡します」
「ああ」
俺が今電話で話している相手は2人いる
1人はロイ・ウイリアム
もう1人は今話していた、李 龍宝(り りゅうほう)である
李 龍宝は日本×中国のハーフの仕事が出来る男前の男だ
龍宝はもともとは義父の秘書なのだが、今は俺の代わりに動いてくれている
そして何故そうなっかと言うと…
俺が日本で受け持っている会社の1つが、これからイギリスの大手の会社と契約を結ぶかもしれないからだ
かもしれない…と言うのはイギリスの会社がまだどこと契約するかを決めていないのだ
今回義父の命令で必ずその契約を勝ち取るよう命じられた俺は、来週の土曜日にあるプレゼンの準備に明け暮れていた
この学園に入る前ならば、直接現地に赴き契約を取れるようにパソコンから指示を送るのだが
学校を休む訳にはいかないので、俺の代わりに俺が電話で指示した事を龍宝が社員に指示を出している
それだけじゃなく、その企画に必要な仕入れの会社回りもやってくれている
だから電話が頻繁に鳴るのは仕方のない事だった
・・・・ガチャ
「すみません会長、うるさくて」
「いや、それより電話の相手って誰なんだ?」
「えっ?」
てっきり電源を切れって言われると思ったのに…
いや、電源を切れって言われても困るけど
でも流石に会長達には本当の事は言えないしなー
「「ねぇねぇ蓮は携帯2つ持ってるの〜?
この間僕達とメアド交換の時使ってた携帯は白い奴だよね〜
今は黒だね〜どうやって使い分けてるの〜?」」
うおっ吾妻先輩達鋭い!
どう答えよう…プライベートと会社用ですなんて答えられないし…
無難に壊れちゃって?
いやダメだ
これだと白い携帯が使えなくなる
よし!予備の携帯って事にしよう
携帯に予備が必要かどうかはこの際突っ込まないでおこう!
「あっこれはですね『ピリリリリリ…』…すみません」
俺的には良いタイミングで電話が来た
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