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学園祭18 晃side
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晃side
蓮は達した余韻に浸り、肩で息を整えている
やっちまったーーーー!!!
くそッこんな筈じゃなかった
確かに一回抜いといた方がいいと思ったが、いきなり押し倒してこんな強引に進めるつもりは毛頭なかった
もっとゆっくり蓮の体を労わりながら、俺が触ってもいいかなど蓮に了解を得ながら進めるつもりだった
だが、媚薬の効果で上がった熱い体、トロンとした目、普段は赤く染まる事がない頬が真っ赤に染まっている所を部屋に着くまで散々見せられ我慢出来る筈がない
キスだけで止めようと思っていたのだが、慣れてない蓮の舌が必死に俺の舌に絡めようとするのが余計興奮を煽ってしまい逆効果となってしまった
これじゃ強姦と一緒じゃねーか‼︎
自己嫌悪で一杯になりながらも、蓮になんて言い訳をすれば嫌われずに済むかを考える
はあー俺最低だ…
兎に角蓮に謝る事が一番だろう
「蓮、悪い大丈夫k『なんで…』……え?」
「なんで…会長が、謝るんですか…会長は、悪く、ない
俺が、悪いんです」
蓮はまだ息が整わないのか浅い息を繰り返していたが、はっきりとでも泣きそうな声で言った
「俺…本当は、知ってました……景品が"俺"だって…
だから…昨日会長に、お願いしたんです……ごめん、なさい…こんな無理矢理、抱かせる、ような…事して
会長は…俺との、約束…守ってくれただけ、だから…悪くありま、せん」
言葉が出なかった…
強引に行為を進め、止めるどころかむしろノリノリであんな事をしたのに、蓮は自分が悪いと思ってる
それに蓮は"知ってた"と言った、いつ知ったかは置いといて知った上で俺にお願いしてきたのだ
つまりそれは俺とならしてもいいと蓮が望んだ証拠である
「蓮、それは本当か?」
「はい……会長は、悪くない…です」
「違う…お前は知った上で俺に頼んだって事だろう?
つまり俺とならセックスしてもいいと思ったんだな?」
「っ!!!」
蓮は俺がそこを突っ込むとは思ってなかったのだろう、目を大きく開いて口をパクパクとさせていた
「蓮、俺は今日お前と約束したから1位を取ったんじゃない……俺が取りたいから取ったんだ」
「え?」
「蓮が好きだ
好きだから蓮を他の奴とセックスさせたくなくて、1位を取ったんだ」
「えっ……あっ…うそ」
「嘘じゃねーよ
蓮は俺とならセックスしてもいいと思ったんだよな?」
「っ!…俺も好きで……会長、としかしたく…なくて…んっ」
俺としかしたくないという蓮の言葉に嬉しくて蓮の唇を今度は優しく奪った
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