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真実4 晃side
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晃side
突然現れた奴に大鷲も驚いている
「……誰だてめぇ」
「お前には関係のない事だ」
気配を全く感じさせず大鷲の横に立ったフードを被った奴は、殺気を放って言った
そしてフードを被った奴は素早い動きで大鷲を気絶させ、大鷲を縄で縛り上げていつの間にかいた別の奴に大鷲を運ぶよう命令している
こいつは味方か?
味方か敵かで考えあぐねていると、フードを被った奴は俺逹の方へやって来た
そして俺逹の前へ来るとナイフを出した
敵だと認識した時、パンっという音が響いたと思ったら目の前のナイフが弾き飛んだ
何が起こったか理解しないうちに、目の前の奴が横に飛び去り、一瞬遅れて弾がコンクリートに食い込む
そこでやっと蓮が奴に向けて発砲した事が理解出来た
「あんた誰?」
蓮らしくない少し迷った声だったような気がした
「まったく変わったんだか、変わらないんだか…」
「!……紅?」
こう?
蓮はこれまでに見たこと無い程、目を丸くして驚いている
蓮の知り合いだと分かり呑気にレアな顔だと心に焼き付けておく
蓮は驚いたものの次の瞬間には呆れた顔をしていた
「…全く行動が紛らわしいんだよ
そーゆうとこ紅だって変わってないじゃん」
「俺は蓮ほどじゃない」
「…どーだか」
仲良く?(俺にはそう見える)話している蓮逹に聞こえないように虎賢さんの耳元で聞く
「虎賢さんは誰か知ってますか?」
俺の質問に対して虎賢さんは首を横に振って否定した
フードを被った奴がこっちに気づいて、縄を解いてくれた
「初めまして、俺の名前は紅(こう)
蓮の義兄弟だ」
そう言いながらフードを取った姿を見て俺と虎賢さんは息を呑んだ
「「っ!!」」
紅と名乗った人は髪も瞳も赤かった
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