アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
悪のトリン~R18腐獣電戦隊キョウリュウジャー二次創作悪のトリン目線
悪のトリン~R18腐獣電戦隊キョウリュウジャー二次創作悪のトリン目線
-
喜びのままに勝利したキョウリュウジャーだったが、ひとつだけ消え残ったものにあなたは気づいていただろうか。
それはデーボス軍の記録と記憶に残っていた、賢神でないトリンの部分。
そう、マッドトリンもそこから生まれた。
そのコアは、ダークトリンと呼ばれ、長らく眠っていたが、あの噴火の際に、ごく偶然に日の光を浴びた。
何かを求めて一部が出た。
これではない。
太陽の光ではない。
もっと深くて色濃い…
何の光だ。
周囲には猿、猿、猿。
自分たちは気取って人類などと呼んでいるが、所詮奴らは猿。
我々にとってはただの餌だ。
種ついてから16年から20年くらいの、若い男の個体が美味だ。
肉がやわらかく、死ぬ前に放つ悲鳴も快い。
最高の食材だ。
10個体も食った頃だろうか。
例の光を感じた。
いま食った個体の身近な人間のようだ。
近い。
近い!
身が奮い立つが、ここは落ち着いて、接近していかねば…
私は人型に変化(へんげ)した。
食した青年の周辺の猿に当たり、光の持ち主を探っていく。
塾の講師?
遊び塾?
桐生…ダイゴ…?
伸之が三日来ない。
小学生たちが心配してる。
来ないの来ないの? が、どしたのどしたの? に変わった。
俺的にも、めちゃめちゃ心配になってきてる。
伸之のアパートはこの近くだ。
今日、寄ってみよう…と考えながら遊具を片づけてたら、黒っぽい服装の、髪の長い男が近づいてきた。
顔を見てどきっとする。
トリン…
人間姿は鳥居さん…
「トリン! 生き返ったのか!?」
嬉しげに寄って行ったら正拳で当て身食らった。
目も…違う…
誰…?
俺はその場に崩折れた。
闇。
一面の闇。
抱えてきた獲物を横たえる。
あふれ出る、若い肉の匂い。
うまそうで、涎が出る。
そして内側から溢れるこの光。
ほかの個体が持っていない光。
気づく。
食ったら光は終わってしまうかもしれない。
生かしたまま、光を受け続けた方が得策だ。
着衣を剥ぐ。
なめらかな肌が露出すると、内側からの光がより強くなる。
そうだ、これは大地の光。
この男は大地の光を今も宿しているのだ。
本来デーボスである筈の私が何故、この光に惹かれるのかわからない。
だが光は確実に、私を魅了し蓄積されてゆく。
光が自分に当たるとき、自分が何かに変わっていく気がする。
それが何かはわからない。
だが確実に何かが変わってゆく。
ああ、だが人の形をとっている私には、また別の欲求が湧き上がっている。
唇を指でなぞる。
形のいい唇を、だらしなく引き開く。
指を差し込むと、ううっとうめいて男は瞳を開いた。
「おいんっ」
私の名を呼ぼうとして、動いた唇がなまめかしくて、私は思わず自分の唇で男の唇を塞いだ。
ツキンと、下半身が疼く。
人の形をとっていると、自分の知らない反応が起きる。
下肢の付け根のところに体液が集まっていく。
何かが持ち上がる。
何か狭い穴に、これを入れたい…
唇に唇を重ねたまま、男の身体をさぐると、やはり下肢の付け根に、狭い穴の入り口があった。
後ろに差し込み口があって、前に差し込む道具がついている。
さすが猿。
ふざけた構造をしている…
唇を離して引き据える。
「何…する…うあっ!」
男が苦痛を訴えるのも構わず、自分のそれ~棒のようなもの~を穴に突き入れた。
大きさが合わない、狭すぎる!
だが快い。
何か血が騒ぐ。
もっと突き入れたい、動かしたい、対手を苦しめて、苦悶の声を上げさせたい…
現実に、男は私の攻めに応じ、うめき声を上げている。
「やめっ、やめろ、トリン、トリン、トリッ」
押しつぶされたカエルみたいな姿勢なのに、必死で拒んで叫ぶ姿が、残虐な喜びを引き起こす。
髪を、撫でる。
背中に身を重ねる。
体内の光が私に近づく。
自分がまた、塗りかえられてゆく…
「ダイゴ、ダイゴ、かわいい、かわいい…」
昇りつめてゆく自分の肉体…
衝撃が走って、棒の先端から液が出た。
びっくりした。
その後も、繰り返し繰り返しダイゴを抱いた。
肉欲と、光を欲する気持ち。
穴を貫く行為が肉欲を、接することが光を私に満たす。
ダイゴは弱ってゆく。
一切飲み食いもさせず、行為だけを続けさせているのだ。
弱っていくのは当たりまえ…でも私は瞬時もダイゴを手放したくなかった。
そこで思いついた。
手の先だけ本体に戻して爪で逆手の手首を裂く。
噴出する血の色は黒。
それをダイゴの口許に持っていくと、果たしてダイゴはそれを口に含んだ。
黒の血を。
悪の血を。
そしてダイゴは、瞳を開いた。
悪の瞳。
そして私たちは抱き合った。
仰向けの私にのしかかって自らに挿入するダイゴ。
こんなダイゴを私は知らない。
「騎上位っていうんだぜ。ヤったことないだろ?」
邪悪に輝く瞳。
ダイゴはついに悪に染まったのだ。
その後も私は若者を食い、ダイゴは私の血を飲んでいる。
聖なる光は薄れている。
けれどもう、大地の光はどうでもいい。
私はダイゴそのものが欲しくなってしまったからだ。
ダイゴは私の血に狂い、狂ったセックスに没入している。
そんなダイゴが愛しくて、私は今日もかれを抱く。
邪悪の猿を。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 1