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親父が居ないうちに事に及ぼうと、俺は巫女を風呂に誘った。まぁ、これは日常的な事だから、巫女も二つ返事で着いてくる。
......問題はここからだな。
同じタイミングで脱衣し始めても、いつも巫女のが遅い。ポケットに一々手を入れ、中に何も無いかを確認し、更にはどうせ洗濯するのに、脱いだ服をたたむ。口煩いおばちゃんの賜物だろう。
だから俺がいつも先に浴室に入るが、後から入って来る巫女は俺の後ろに座るといつも、
「正ちゃんシャンプー出して。」
ほらな。俺に後ろからおぶさり手を伸ばす。警戒心の更々無い巫女は、禁欲中だろうがこうして俺を惑わせる。無意識だから質が悪い。
「 ねぇ~、早くシャンプー出してよぉ~。」
「...巫女っさん、小太郎が先に出したいってよ。」
「 えっ!? ...小太郎は、ナイナイして...。」
途端にズルズル背中から降りる巫女。どうせ顔は真っ赤だろう。
正太郎の読み通り、その背中に額を付けた巫女都の顔は、真っ赤だった。
...う~っ、正ちゃんの小太郎が起きてた。
こうなると嫌な予感しかしない。いつも思うけど、小太郎はいつ見ても起きてる。前によっちゃんに相談したら「うちの男達は、海綿体がバカなのよ。」って笑ってた。
正ちゃんは僕が悪いって言うけど、何でスイッチが入るのかが分からないから、回避出来ない。
「 巫女、洗ってやるからこっち来い。」
膝をポンポン叩いて、僕を促す正ちゃん。小太郎の事を考えると、是が非でもお断りしたいけど僕はそれに従う。
理由は簡単。断ったところで正ちゃんは諦めないから。
でもそれだけじゃ無くて、僕は正ちゃんに頭を洗って貰うのが好き。ぶっきらぼうで大雑把だけど、何気に正ちゃんは手先が器用だ。
........えっちの時も器用だよね。........。
ふと思った瞬間ボンっ!と顔が発火したのではないかと思う程の羞恥を感じる。最近の僕はおかしい。
「 髪伸びたなぁ。」
正ちゃんはシャンプーしてくれながらそう言う。巫女装束を着る事と、ショートが似合わない顔だからとママが切らせてくれない。
小学生の時、正ちゃんと二人で床屋に行き、正ちゃんと同じ様にスポーツ刈りにして貰ったらママは卒倒した。
それ以来、許可無く髪を切らせて貰えなくなった。
すっかり肩に付くようになった髪は、邪魔かなって思うけど、正ちゃんが今の髪型を気に入ってくれてるから中々切る気になれない。
「 俺、この髪型好き。」
「 ふふっ、知ってるよ。」
ちょっと振り向いて答えると、笑顔の正ちゃんの顔にドキッとする。小野寺くんじゃないけど、格好いいなって思う。
何でか分からないけど、僕は身体を捻ると、吸い寄せられるように正ちゃんにキスをした。
巫女からキスをしてきた。これは割りと有る事だけど、いつもと顔がちょっと違う。なんか、えろい顔してる。
吟じます。いけそぉな気がするぅ~!
期待で小太郎が白い涎を垂らしてる。
小太郎、5日我慢しなくても、もしかしたらハウスさせて貰えるかもしれねぇぞ?うひひっ!シャアっ!気合い入れて落としにかかるぞ!!
俺も小太郎も、俄然やる気になっていた。
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