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正ちゃんがそうたくんを追い掛ければ追い掛ける程、僕に触る園児が増えていって、正ちゃんはそれに一々怒鳴りながら追い掛けてる。
「 正ちゃん、子供に好かれるタイプなんだなぁ~。」
「 ...いや、完全にからかわれてるでしょ。」
「 えっ!? そうなの?」
僕の問いに智くんは「楽しそうだから、いいんじゃね?」と笑ってる。増殖に増殖を重ねた園児達をダッシュで捕まえては抱えあげる正ちゃんはいつの間にか笑ってた。
正ちゃん何気に子供、好きだよねぇ。
僕がそんな事を思っていると、そうたくんがドカリと僕に飛び付いてきた。
「 みこと、チビだなぁ。」
「 なっ!? 全っ然、チビじゃないもん!そうたくんより、こ~んなに大きいもん!」
「 おれ、直ぐ抜かすぜ?」
「...う"っ、」
それは否めない。恐らく僕の成長期は終わったであろう。何も言い返せず、膨れっ面になると、カンチョーの洗礼を受けた。
「 わっ!? こらーっ!!」
僕の怒り声を聞いた正ちゃんが、ダダダっと駆け出し、そうたくんを捕獲するべく走り回る。
「待てこのくそガキ!! 性懲りも無く、巫女のケツ2度も触りやがって!とっちめてやるっ!!」
そうたくんを追って遊具に登って行った正ちゃんは、直径30㎝有るか無いかの、リングを連ねた遊具の中に這って行き、脚だけ出した形でピタッと止まった。
「 巫女~、」と弱々しい声で呼ぶ正ちゃん。智くんと小首を傾げながら、そこまで行くと、
「 ...嵌まっちまった。」
「 えっ!? 嘘でしょ!?」
「 ぶっあははははははっ!!マジでうける!バカじゃねぇの!」
智くんは盛大に笑ってるけど僕は全然笑えなくって、遊具の下から正ちゃんをみあげると、連なったリングの隙間から両肩がガッツリ出てる。
「 正ちゃん、肩窄めて?」
「...いや全然無理。マジで身動き取れねぇ...。」
「えーっ!!...どうしよぉ、」
オタオタする僕の側に来たそうたくんが「どうした?」と聞くのに、正ちゃんが嵌まっちゃったの。と答えると、テテテと軽い身のこなしで四つん這いの正ちゃんの後ろに付いたそうたくんを見て、物凄く嫌な予感がした。
そうたくんのポーズを見て、あっ!? 正ちゃん避けて!と声を掛けたけど、冷静になって考えれば今の正ちゃんにそれは不可能だ。
ニヤリとしたそうたくんが、
「カンチョー、カンチョー、カンチョー!」
と正ちゃんにカンチョーの応酬を浴びせる。
「 ダアぁぁっ!! 痛てぇっ!!てんめぇ......、」
「くやしかったら、ここまでおいでぇ~!べぇ~。」
正太郎は尻の痛さも然る事ながら、その怒りにうち震えた。
5歳児に完全にコケにされた。しかもケツが凄げぇ痛てぇ。
「....巫女、ケツの操一生守るって約束したのに、俺の処女膜破けたかも...。」
「 えっ!? 」
ションボリした正ちゃんを見て慌てた僕は、
「 だ、大丈夫だよ!あんな細い指だし、ジャージの上からだもん!小太郎の大きさで考えれば僕なら、きっと腕ごと挿いっちゃう。ね?だから大丈夫だよ?」
僕なりに精一杯慰めたが、
「巫女ちゃん、超ー卑猥ー!その可愛いいお顔であのサイズ挿れてるのねぇ~。えっろ。」
「...巫女、なんも言うな。小太郎が起きちまう...。万が一起きたら、小太郎まで嵌まっちまう。」
....僕のバカ、バカ、バカ!!
恥ずかし過ぎる.......。
巫女都は羞恥で顔を真っ赤にして俯き、口を閉ざす。すると智が遊具に登りだし、正太郎の嵌まっているリングに馬乗りになった。
「巫女ちゃん写真撮って。」
ポイっと渡された携帯で記念撮影をすると、巫女都も、
「 智くん、僕も撮って?後でよっちゃんに送ってあげよぉ~。」
「 ダアッ!! 撮らんでいい!! 早くなんとかしてくれ!!」
騒ぐ巫女都達は、授業そっちのけで楽しんでいた。
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