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何? なんなの?? 『立花さんへのお礼編1』 【ほのぼの】
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会社のお昼休み終了間際。いろいろなところで、わいわいと雑談する声が聞こえる。
「瑞月、ちょっと来い」
立花さんに呼ばれて、僕はミーティングルームに行く。
「なんですか?」
「そこ、座れ」
言われた通り、僕は椅子に腰かける。
立花さんは、机に軽く腰かけ、僕に覆いかぶさるように、椅子の背もたれに手を伸ばす。
近いっ! 近いよ、立花さんっ?
僕は背筋をぴんっと伸ばして、硬直した。
立花さんのタバコの香りがふわっと鼻を掠める。
立花さんの唇がそっと寄ってくる。
僕は慌てて、立花さんの胸に両手をついて、ぐっと押し戻した。
「すいません。僕……僕、浮気はできませんっ!」
少し離れた立花さんは、くっと喉を鳴らしたかと思うと、思いっきりゲラゲラと笑う。
僕は何が起こっているのか理解できない。
何? なんなの??
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