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夏祭りからの受難
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やっぱりやっぱりやっぱり!
5万円で引き受けた夏祭りの『手伝い』の弊害は翌日、学校の夏休みの夏季補講のために登校した俺に早速襲ってきた。
「ちょ、神宮くんめっちゃきれいだったんだけど!もう、うちらじゃ太刀打ちできない完璧女子!」
「女じゃねぇ!」
「神宮、お前色っぽかったなあ!またあのカッコしてよ」
「なんでだよ!」
「目の保養?」
「ふざけんな!」
「輝、やべーよ、お前」
「ぎゃ!ケツ触わってんじゃねぇ!」
「やべー、お前とならヤれそう」
「ひぃぃー!何言ってんだ!」
女子の黄色い声は俺がもててるわけじゃないのが分かってるし、男子に至っては最悪だほんとに。
冗談で目の保養ーとか言ってるヤツはマシだが、マジでケツもんでくるヤツとか下手したらく、く、唇奪われそうになったりしてる。
くそーっ!クソ親父の頼みなんか聞くんじゃなかった!
しかもこのクソ暑いのにあいつのせいで制服の下にシャツ着る羽目になってて、それも無駄にイライラさせやがるぜ。
教室に入るまでにどれだけ俺は引きとめられたんだ。
知らないやつも混じってるし。
あぁ、もう、これから授業とかやってられねーよ!
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