アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
最強不良は蜜の味2/夕総受け/凌辱、3P/鬼畜要素有り
-
僕は森尾由宇(モリオ ユウ)。
星藍学園高等部の3年だ。
僕のクラスには、この辺ではかなり有名なあの最強不良がいる。
僕は彼と同じクラスで名前が同じというだけで、何度か全く知らない他校の生徒に殴られた事がある。
こんなメガネでモヤシで冴えない僕と、彼をどうやったら間違えるんだろう…?
そんな彼の名前は、紅葉夕(クレハ ユウ)。
不良なんだし学校なんて来なければいいのに、やっぱり今日もいる。
彼は不良のクセに、教室にゴミが落ちてると誰彼かまわず怒鳴り散らす。
教室で化粧をする女子にもキレる。
とにかく怖いし、キレどころがよく分からない。
キレられて喜んでる女子も意味分かんないし。
確かに彼はやたらと顔立ちが整ってて、多分眉間にシワさえ寄ってなければ、ジ◯ニーズ系のイケメンだとは思う。
あんな髪色が普通に似合っちゃうのもすごいしね。
けど結局は不良だし、やっぱり悪い噂しか聞かない。
人を刺したとか、強姦とか、コンビニ強盗とか、窓からテレビを不法投棄したとか…
きっと全部本当だよ。
だってそうじゃなかったら、現役高校生があんな危ない空気出せる訳がない…
…はっ!?
マズい。目が合ってしまった…!
「おいモリオ。」
「はっ、はいッ!?」
あ、そうそう。
僕はクラスのみんなからモリオって呼ばれてる。
多分モリオが下の名前って思ってる人もいる。
「何さっきからガンくれてんだテメェ?」
教室がざわつきはじめた。
今日はいつも彼を止めてくれる鈴音君もいないし、どうしよう…?
「あの…ガンクレルってどういう意味ですか…?」
ヤンキー語なんて僕には分かんないよ…
「知りてぇか?」
「…ひッ…」
ぎゃーーッ!?
何故かネクタイ解きながら近付いてきた…!?
まさか…絞殺ッ…!?
ていうか背デカっ!
——シュルッ…キュッ
「ひぃッ…!?」
「雑用犬決定だな。」
「…へっ…?」
なんか…ものすごい早さで首にネクタイをリード付きの首輪的なかんじで結ばれたっぽいです。
何で女子達はキャーキャー言ってるの…?
「いいメガネしてんな。」
——すっ…
「…あ、ちょっとっ!」
メガネ取られたっ!
僕、裸眼はほとんど見えないのに…
——すちゃ
…あ、僕のメガネかけたっぽい。
えっ…?また女子がキャーキャー言ってる…
「何だこれ?度強すぎだろ。」
「かっ、返してくださいっ!」
「じゃあケータイよこせ。」
「…えっ?あ、はい…」
——ガタンッ
「うわッ!?」
——ぽすっ
「…あっ…すいません…」
『キャーーッ!!!』
「…ッ…え…?」
カバンに入ってるケータイ取りに行こうとしたら、つまずいて…
まさかの最強不良の胸にダイブしてしまった。
それにしても…さっきから何?女子のテンション。
——くいっ…
「…っ…?」
『キャーーッ!!』
えっ…?顎を掴まれて上向かされた…
「お前…女みてぇなツラしてんな。」
はぁ。そう言われるのが嫌でメガネにしてるのに。
「るっせぇぞゴルァ!!」
「…ひッ…!?」
あ…ついにキャーキャーうるさい女子達にキレた。
「モリオ、さっさとケータイよこせ。」
「…あ、はい…」
——ガタン
「…あっ、痛い…」
よく見えないからまたつまずいてしまった…
「…チッ。おい加藤、モリオのカバンよこせ。」
「あ、はい。」
「…ほれ。」
「あ、すみません…」
——ジーッ…がさごそ…
「…どうぞ。」
「……ぶっ!」
えっ…?あの最強不良が吹き出した…?
「…ッ…ハッハッハ…!…バカかてめぇ…!…ひっ…腹痛てぇ…」
えっ…?なんで最強不良が爆笑…?
メガネがないから状況が全く分からない…
——すっ
あ、メガネ戻った。
「ハッ…これのどこがケータイだっつーんだよ?」
「…あ…」
「テレビのリモコンじゃボケェッ!!」
——ガシャンッ!
こうして僕は、あの最強不良に携帯電話と間違えて持ってきてしまった自宅のテレビのリモコンを壊された挙げ句、クラスのみんなの笑い者になってしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
18 / 59