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悪戯
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「主任~
起きて下さいよ~
お家着きましたよ~
ちゃんと着替えて
寝て下さい
もう
僕もクタクタです~」
あの
やり取りの後
もう一軒寄って
帰る頃には
俺は
チビ野良に担がれてる
状態だった
「チビノラぁ~
チビのクセに
頑張ったなぁー
ありがとな…」
酔った頭でも
俺を担いで運んだ
チビ野良の大変さだけは分かった
だから
褒めてやるつもりで
あの
触り心地のイイ
頭をポンポンって
してやりたくて
チビ野良を引き寄せた
「えっ!!
ぅわぁッ~」
いってぇ…
チビ野良がバランスを崩して
ヤツの
ちいせぇ顔が間近にあった
「可愛い顔してんのな…」
マジマジと見た
チビ野良の顔は
何かもパーツが小さくて
その癖
目だけはクリクリ大きくて
そこら辺にいる女より
断然
可愛いかった
チビ野良は
耳まで真っ赤にさせて
何も言えず
泣きそうな顔で
硬直していて
「俺さぁ…
押し倒されるより
押し倒す方が好きなんだわ」
そう言って
身体を反転させて
入れ替えた
今度は
下に組み敷かれた
チビ野良は
まん丸な目を
更に
まん丸にさせて
口をパクパクさせてる
やべぇ
コイツの表情…
沸き上がる
衝動
キレイなものを
汚していく快感
お前の
純真を俺が
奪ったら
どんなに気持ちがイイだろう
壊したい…
「キス…
教えてやるよ…」
俺は
チビ野良の
小さく震える唇に
自分の唇を
押し当て
何度も何度も
チビ野良の唇に
噛みつくようなキスをした
開いた口の隙間に
舌を差し込み
今度はゆっくりと
歯列をなぞり
舌を絡め
わざと音が出るように
吸い上げた
チビ野良の逃げる舌を
追いかけては
何度も角度を変えて
吸い付き
夢中で唇を貪った
「…ッ!!…ん………ンン……フゥッ…ンンッ…ンン~」
時折
漏れる
高めの声が
余計に
感情を高ぶらせて
キスに溺れていった
「主任…ッ……怖ぃ……です………ウゥッ…」
気づいたら
チビ野良は
泣いていた
泣き顔が
余計に
興奮させることを
コイツは
知らない
だけど…
何故か
俺の欲望は
鎮火していった
「ごめん…チビ……
お前が可愛いから…つい
悪ノリしちまった…
怖がらせて
ごめんな…」
俺は
チビ野良の
溢れる涙に
口付けた
「今日は
ここに泊まれ」
だけど
離す気にもなれなくて
やたら
体温の高い
チビ野良を
抱きしめたまま
俺は
眠りに落ちていった
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