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手紙。
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「木葉さん、好きです。」
赤葦は表情を変えずに、そう告げた。
「…え?」
俺は頭が真っ白になった。
遡ること数時間前_______
部活の休憩中のときだった。
「木葉さんこれ…ある人に渡してと伝えられたので。」
そう言った赤葦の手に握られていたのは無地の便箋だった。
恐らく中身は手紙だろう。
「あぁ、サンキュ。」と軽く礼を言い、早速中を開けた。
中はやはり手紙だったらしく、そこにはこう書かれていた。
‘‘今日の部活後、校舎裏で待ってます。”
綺麗な字で綴られた15文字。
字からして、きっと女子だろう。
告白かなにかか?など、冗談交じりで考えていた。
部活が終わり、校舎裏に行った。すると、
目に映ったのは、自分よりも背が高く、いつも見慣れている____________
「赤…葦…?」
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