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インターバル2。
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「なんでそんな可愛いんですか…。」
「え、なんか言ったか?」
赤葦は反対側を向き、顔を見せまいとしていた。
「えっ…赤葦…お前、顔赤くね?!」
「いや気のせいです、あっ、あそこに変わった鳥が…」
「木兎じゃねーか!」
初めて赤葦に形勢逆転できた気がした。
赤葦は俺のことを可愛いと言うが、赤葦の方が可愛いと思えてきたのだ。
「おーいそこの赤面コンビー、休憩終わりだぞー!」
「赤面なんかしてません!」「してねえぞ!」
木兎が遠くから呼びかけたと同時に赤面を否定するセリフが重なった。
なんだお前ら〜と小見に笑いながら言われ、恥ずかしくなってきた。
休憩が終わり、今は3対3のチーム戦をしている。
俺のチームは、鷲尾、尾長。
(俺のチームにセッターは居ないので、それぞれであげることにした。)
相手のチームは、赤葦、木兎、小見。
赤葦とは違うチームなので、当たり前だがネットを挟み、向き合う形になる。
…そのためか、視線をすごく感じる…気がする…。
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