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遊園地。
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幸い知り合いは誰も居ず、目的の駅に着いた。
「こ、ここの駅だよな!?ホラ、降りるぞ赤葦!」
一刻も早く電車から降りたい気持ちだった。
なんか、斜め後ろに座ってる女子高生がこっち見てる気がしたが…
「なんか異様に着くの早いですね。」
赤葦は‘‘まだ手を繋いでいたかった”の隠語で言ったんだろう。
俺は1時間くらいに感じたんだが…。
日曜日だったが、思っていたよりは混んでいなかったため、早めに園内に入れた。
「木葉さんは何がいいですか?」
「いや、俺は別になんでもいいけど…赤葦はどうなんだ?」
「じゃあアレ、乗りましょう。」
赤葦が指指したのは吊り下げ式のとんでもないジェットコースターだった。
園内に入る前から悲鳴が思いっきり聞こえていたくらいの絶叫系。
「俺は別に絶叫系は大丈夫だけど…赤葦ってこういうの得意だったんだな…」
「結構好きな方ではありますよ。じゃ、行きましょう。」
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