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アキラは幸福感に満ちると、ありのままの今の気持ちを伝えた。
「永久、さっき酷い事いってごめんな…?」
アキラがそう言うと、永久は小さく頷きながら泣いた。
暖かい風が吹くと、窓の上に垂れ下がっている白いカーテンが風でふわりと揺れた。
アキラの腕の中で永久は涙を流すと、嬉しくてそのまま暫く黙って泣いた。
小さい頃から大好きだったアキラに自分の思いを伝えることが出来て、そして、まだ夢心地の中にいる様な感覚にとらわれながらも、これが夢か幻じゃないかを確かめた。
彼の腕の中にいる事で、これが夢じゃないんだとわかると、再び涙がこみあがり、永久は声を出して泣いた。
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