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僕は顔を赤くしながら自分の目をそらして、アキラ君に言った。
「は、早く学校行きなよ!?」
顔を赤くして鞄を両手で抱えると、そんな僕の反応が面白くてアキラ君は僕を見て直ぐに笑いだした。
「アハハ、駄目だ…!」
「やっぱりお前面白い!!」
アキラ君はそう言うと可笑しそうに自分の肩を震わして、僕の前で笑いを込み上げていた。
そんなアキラ君に僕はカッとなって思わず言った。
「ついて来ないでっ!!」
僕が少し怒った感じで言うと、アキラ君はその場で笑いを止めた。
「だってお前面白いからさ、つい何となくお前の事をからかいたかったんだ…」
「ごめん……!」
アキラ君はそう言うと、視線をそらした僕の顔を横から覗こうとしてきた。
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