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「あ~~っ!!」
驚いたリアクションをとると、アキラは片手でオデコをデコピンした。
「あ~じゃない!」
「おまえ本当、天然すぎ!」
アキラはそう言ってため息をついた。
アキラに突然デコピンされると、片手で永久はオデコをさする様な仕草をとった。
「それだけじゃない!」
「昨日も一昨日もその前の前も…!」
「勝手に一人で登校したり下校したり!」
「一応言っとくが、俺達は付き合ってて!」
「俺はお前の"彼氏"なんだから、ちゃんとまずはさきに俺に許可をとってからにしろよな!」
アキラが怒ってそう言うと、永久は少し照れた感じで言い返した。
「ごっごめんなさい……!」
永久がアキラにモジモジしながら反省して謝ると、そんな仕草が可愛くて仕方なくなった。
そして、永久の頭の天辺を片手でクシャクシャに撫でまわした。
「だ~っお前可愛すぎ!!」
アキラに朝から朝を撫でくり回されて、 永久の髪型はメチャメチャになった。
「ごっごめんなさい…!」
「だって今でもアキラ君と付き合ってるのがまだ夢みたいで…」
「その、なかなか実感が沸かなくて…――」
永久がそう言うとアキラは再び、オデコにデコピンをした。
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