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その意味を聞こうとして穂波先輩に近寄ると、突如サッカーボールが僕の視界の目の前を横切った。
ボールが地面にそのまま弾くと、コロコロと地面に転がった。
それと同時に誰かの声が遠くから、聞こえてきた。
「すみませんっ!!」
その声はアキラ君の声だった。
その場で振り向くと、アキラ君はサッカー部の練習用のユニフォームの姿であらわれた。
運動で少し汗をかいてるせいなのか、アキラ君の前髪は少しだけ乱れていた。
そして、顔からは少し汗がにじみ出ていた。
僕はそんなアキラ君を近くで見て何故だか急に自分の胸がドキンと高鳴った。
アキラ君かっこいい…――!
心の中でそう呟くと、立ち尽くしたままアキラ君の顔を見て、ぼーっと見とれた。
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