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僕は穂波先輩の呼びかけに気がつき。
アキラ君と少し言葉を交わすと穂波先輩のもとに近寄った。
僕は状況を整理する為、穂波先輩に
アキラ君を紹介しようとした。
僕は少し離れた所からアキラ君にその場で
一声かけた。
「アキラ君ちょっと来て!」
僕が呼ぶとアキラ君は、サッカーボールを小脇に抱えたまま僕の所に来た。
「何だよ永久?」
僕はアキラ君の片手を引っ張って、
穂波先輩のまえでアキラ君を紹介した。
「穂波先輩紹介します!」
「僕の小さい頃からの幼馴染の佐野嶋――」
僕がアキラ君の名前を言いかけると、
穂波先輩はアキラ君をまっすぐ見つめた。
「知ってる。楠原君と同じ1年生の」
さのじまあきら
「佐野嶋晃君だよね?」
僕がアキラ君の名前を言いかけるまえに、
穂波先輩はアキラ君の名前を何故か知っていた。
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