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「やべ~、テラ可愛い子発見!」
「あの子、名前なんだろう?」
あいつがそう言った一瞬、俺は細貝の視線を確かめた。
細貝の見る方向には永久がいなかったので、俺は直ぐに安心した。
俺は確認を終えると、無愛想に答えた。
「知るかよそんかこと…!!」
そう言って切りかえすと、細貝はポロリと呟いた。
「なあ、園芸部の女子の中にさ…なんか可愛いい男の子が一人まじってないか?」
俺はその言葉に反応すると、細貝の視線を再び確かめた。
あいつの視線を確かめると、細貝の視線の先には永久がいた。俺はとっさに切り返した。
「えっどこ!?」
「あそこの背の高い坊主頭の男か!?」
そう言って適当に話をはぐらかすと、細貝は俺に言ってきた。
「違うって!」
「あそこの背の低い小柄の子だよ!」
細貝はそう言うと永久の方に指をさしたのだった。
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