アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
*
-
「…まさかお前、俺も対象だったりする?」
ふざけてそう尋ねると、細貝はボールを蹴って俺に言い返した。
「アハハ何だよそれ?」
俺はその言葉に一瞬、細貝に安心した。
「…――でも、お前クラスの美人な男もなかなか良いかもな」
俺は身体がピクッと反応すると、細貝を疑った目で見た。
「バーカ今のは冗談だよ!」
そう言ってあいつは冗談混じりに笑った。細貝のキツい冗談に、俺も笑うしかなかった。
「あははっお前笑わすなよ!!」
「今のは一瞬、驚いたぞ!?」
「だよな♪」
細貝は永久の方に目をむけると、話を再び話してきた。
「つ~かあの子さ。生足がやけにまぶし過ぎる…!」
「ジャージに半ズボン姿が可愛いい~♪」
「それに小動物みたいでなんか可愛いよな♪」
細貝はそう言うと永久を舐める視線で見ていた。
確かに言われて見れば、永久の半ズボン姿は可愛いかった。どうせなら、女子のスカートを……。
俺は暴走しかける自分の思考に蓋をすると、そこで細貝に怒った。
「お前なにさっきら永久のこと、やらしい目でジロジロみてるんだよ!!」
そう言って怒鳴るとあいつは、首をかしげながら言い返してきた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
89 / 202