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20・・年 5月31日(火)
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20・・年 5月31日 (火)
雨
放課後、委員会で遅くなった俺を心配して教室で海斗がずっと待っていてくれた。
嬉しいな・・・
以下、朗読不可。
~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~。~
俺たちが手を繋いで、二階から一階まで階段をつかって下りようとした時。
「えっ・・・?」
俺は、何者かに背中を押されて前のめりに階段を墜ち始めた。
そして海斗はそんな俺をかばうために、繋いだ手を手繰り寄せて、わざと自分が下になるように俺を抱きしめた。
海斗が守ってくれたおかげで、俺は無傷。
・・・でも、俺をかばった海斗は頭を廊下に打ち付けた。
目の前が、頭が真っ白になって、気付いたら俺は病院で寝てる海斗の手をギュッと握っていた。
幸い軽い脳震盪を起こした位で、後遺症もなさそうだと判断された。
でも、海斗はある後遺症を患った。
・・・
記憶喪失だ。
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