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その後 18
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「な、なんで朝霞さんが・・・?!」
俺のほっぺたツンツンしたりして遊んでる朝霞さん。
今日も仕事にいったんじゃ・・・?
俺はかなり混乱していた。
「ん~・・・? 颯君を驚かせたくて黙ってたけど、今日おやすみなんだ~」
いまだに俺のほっぺで遊び続ける朝霞さんは、近距離で俺に喋り掛けてくる。
ううっ・・・
顔、赤くなってる気がする・・・っ
耳に、息が掛かってくすぐったい。
「んっ・・・朝霞さん、仕事に行こうとしてたじゃん。どうして・・・?」
どうしても気になって仕方が無いので、さりげなく朝霞さんの顔を押して、距離をとる。
凄いイケメンで、しかも好きな人が!
こんな至近距離で笑いかけてきたら、本当に心臓に悪いよ・・・
と、まあ、俺はそんなことを思っていた。
顔が赤かったの、ばれてないといいけど。
・・・
そして、当初の質問の答えに戻ると、
朝霞さんは朝、仕事に行ったフリをしてまで俺を驚かせたかったらしく・・・
勤めてる大学病院の書庫で時間を潰して、わざわざ学校に来たとのこと。
「・・・せっかくの休みだったのに、いいの・・・?」
と、俺は朝霞さんの体の心配をしていたんだけど・・・
「いったでしょ? 睡眠よりなにより、颯君が大事」
そんな甘いセリフをとてつもなく甘い笑顔で言うもんだから、俺の頭はパンクしかけた。
本当、無意識でそういうことするとかたち悪すぎ・・・
・・・結局、その日の授業は背後の朝霞さんに意識がいってしまい、全然集中できないで終わってしまった・・・
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