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※特別番外編『野球観戦に行ってみたら②』
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次の土曜日。
僕達は、新幹線の中に居た。
おじさんの取ってくれたチケットを手にして、広島を目指す。
仕事の忙しい両親は、有り難いと感謝していたし、おばさんは仕事だったし野球に興味ないから普通に見送ってくれた。
おばさん…ごめんなさい。
この時ばかりは、おばさんの笑顔が心臓に突き刺さって痛かった。
だって、おじさんは、おばさんの夫なのに…。
とにかく心で謝っておいた。
今の僕は、おじさんと恋人同士なんだもん。
そしてシャークが優先させるべき事だから恋人としてのおじさんも、恋人として二人きりでのお泊まりも譲れないんだよ。
ちょっと気持ちのモヤモヤがあったけど、気にせず楽しく行けるものだと思っていた…。
そんな家族の中で唯一不満に口を尖らせたのは翔だった。
翔はサッカー部だけど、昔少年野球もやっていたので、野球も普通に好きだった。
だから僕達二人がシャークを応援に行くと知ると、珍しく駄々を捏ねていた。
だけど、週末の人気カードなので既にチケットは完売。
結果、翔は居残りとなったんだ。
出掛ける僕らを見送りながら、ブツブツ最後まで文句言っていた。
ゴメン、翔。
こればかりは譲れないんだよ。
野球大好きだし、おじさんとの…その~…お泊まりデート(海里おじさんが、しつこく何度も強調して言うんだよ…。しかも駅に向かうタクシーの中とか、新幹線待ってるホームとか…周囲の人にバレて恥ずかしかった!)だしね。
そんなこんなで、新幹線に二人並んで座る。
広島のおじいちゃん、おばあちゃんに会うために帰ることは年に一度。
お盆か、お正月くらい。
それ以来の広島だ。
だけど、プロ野球観戦は本当に久し振りだから昨日の夜からドキドキが止まらなかった。
窓の外は、長閑な田畑が見えたり急に近代的な建物が見えたり。
「ちょっと、おじさんッ!?」
景色を堪能していた僕は敏感な腰を直に撫でられてビクリと体を硬直させた。
おじさんのイタズラに慌てて視線を戻す。
すると、公共の場で、おじさんが僕の服の裾から手を入れてきていた。
「ンンッ!」
思わず声が出そうになる。
乳首をきゅっと摘ままれたから。
そのまま摘まんだ乳首をクリクリと捏ねられる。
身悶える僕の反応を伺いながら耳へと吐息が掛けられる。
「直ぐにコリコリしてきたね。…結斗のおっぱい今すぐ舐めたい」
ここで!?それは無理だ。
だから僕は全力で首を振った。
「フフッ。残念」
何処か楽しそうに言う。
おじさんはそのまま乳首を摘まんだり、引っ張ってみたり。
「ん、ん、ふぅ~」
何とか快感を覚えてきた僕は声で興奮を逃そうとした。
けれど不味いことに、誤魔化せない。
車中で性的に興奮なんてしたくないのに…!
「あっ、あ、あ」
声を出したら不味い!
隣には人が居ないけど、同じ空間に人が沢山居るんだから。
気が気じゃない。
だけど気がつけば微かに声が漏れていた。
目を閉じて、口をうっすら開け顎を少し反らしてしまう。
こうなると、快感に集中しようという態勢へと無意識に突入していくダメな僕の体。
「うっ、ふうっ、あっん」
僕の乳首をピンと弾いたり、指先で押し潰したり。
さっきとは別の動きも取り入れられる。
や、やっぱり乳首を舐めて欲しい…。
これ迄の数少ない経験の中でも僕の体は、おじさんが施してきたエッチな快感をしっかりと覚えていた。
経験の少ない僕は、簡単に快楽へ身を委ねてしまう。
僕は、無意識に視線をおじさんに向けた。
それだけで理解してくれる位に、おじさんは僕の事を好きでいてくれるみたいだ。
「トイレに行こうか」
優しく言われて、コクリと頷く。
立ち上がり先立つおじさんの後ろ姿をゆっくりと追いかける。
ドアの向こうには誰も居なくて、ホッとする。
「こっちだ」
「あっ!」
トイレに押し込まれて、おじさんも入り込む。
正直、狭くて不快な場所だ。
だけど、そんなの今は気にならない。
「見せてごらん?」
優しく言われて、僕は素直に乳首を見せた。
本来ならしない。
だけど、我慢出来なかったから。
プックリと立ち上がった乳首。
「結斗のおっぱい…飲んで欲しくて仕方ないみたいだね。真っ赤に熟れてる…」
いやらしく立ち上がった赤い乳首を見たおじさんが、そう言うと直ぐに抱きついてきた。
ヂュッ!チュウウウッーーー!
「あぁっーッ、ンンッ!」
そして乳首へむしゃぶりついてきたんだ。
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