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悶えた ✴︎煉
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「んっ…」
また少し眠ってしまってたみたい。
「んんんんー…」
部屋に鎖君はいない。
まだ下にいるのかな?
そう思って下へ降りてみたら、玄関に鎖君が居た。
「んん…鎖君…どこかいくの?」
俺が目をこすりながら聞くと
「はい。少し出かけてきます。夕方には帰ってきますよ!」
と言った。
「そっかぁ!行ってらっしゃい!!!!」
と俺は手を振った。
本当は誰のとこ行くの?とか、一緒にいたい。とか思ったけど。我儘言えないしね。
もうでて行くのかなーっと思ったら。
「はい。行ってきます。あっそれと……料理美味しかったです。それじゃ!!!!!」
そういって鎖君は玄関を飛び出した。
彼顔が赤かったのを俺は見逃さなかった。
「…あれは反則。かわい過ぎ」
俺がそう呟いてるだなんて。君は知らないだろう。
一通り悶えた後、俺はリビングに行き、水を飲んだ。
俺が作った飯の食器は丁寧に水につけられていた。
テーブルにコップを置くと、端のほうにメモを見つけた。
「……本当もう!!!かわい過ぎ!!!!」
鎖君からのメモを握りながら再度悶えた。
そんな可愛い、ウブな鎖君が愛しい。
いつか恥ずかしがらずに、正面から言ってくれるようになるのを待ってるよ♪
彼を思い出してまた笑顔になった。
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